『雨の日も晴れの日も。英国伝統のサイドゴアブーツが、足元を快適に。』

[商品の特徴]

クロケット＆ジョーンズのサイドゴアブーツ“チェルシー（CHELSEA）”は、英国王室御用達の名門靴メーカーが長年培ってきた技術と伝統が息づく、普遍的な魅力を持つ一足です。
“チェルシー”は、ラスト（木型）の違いにより、シルエットやデザインが大きく異なる数多くのバリエーションが存在します。“チェルシー 19（CHELSEA 19）”は、ボリュームのあるラウンドのシルエットと優れたフィット感が融合されたラスト394を使用したモデルです。
サイドゴアブーツの起源は19世紀半ばに遡り、当初は乗馬用ブーツとして開発されました。馬に乗る際に足首をしっかり固定し、かつ柔軟な動きを妨げないよう設計されたその機能性は、現代のブーツにも引き継がれています。紐がないデザインは、着脱が容易なため、乗馬だけでなく、日常の様々なシーンで重宝されました。特に、履き脱ぎが多い日本の生活様式にも適しており、現代においてもその利便性が再評価されています。

[アッパー]

ラフアウトスエード（ROUGH-OUTSUEDE）は、オイルを染み込ませスエードの一種であり、高い耐水性と独自の風合いが魅力です。
スエードに染み込ませたオイルがシワの部分を中心に動き・抜ける仕組みがあります。こうした特性により、履きこむたびに、スエードの表情が変化し、味わい深い風合いを楽しむことができます。
本場イギリスでは、オイルスエード”がトレンドの素材となっており、さまざまなブランドからリリースされています。その独特の風合いは、エレガントなデザインと組み合わせることで、洗練された印象を与え、ファッション性も兼ね備えた素材として注目されています。

[ラフアウトスエードのお手入れ方法]

抜けたオイルをミンクオイルで補給することで、素材のマットな質感と耐水性が回復します。ミンクオイルを使用すると、初めの状態よりも色味が濃くなることがあります。
ナチュラルカラーや色味を濃くしたくないラフアウトスエードの場合は、デリケートクリームなどで栄養補給することをおすすめします。

[ソール]

英ハルボロラバー社製の純正ダイナイトソール（DAINITESOLE)を使用しています。
イギリス製ラバーソールの定番としてお馴染みのダイナイトソールは、その頑丈な性質と耐久性により、長い間の使用にも耐えることができます。
堅守なため、初めのうちは硬さを感じますが履き込むことで馴染みが出てきます。突起の凹凸部分もサイドから見ると目立たないため、スタイリッシュな靴のデザインを損なうことがありません。

[ラスト]

ラスト394は、コレクションの中でも最も新しい革新的なラストの一つです。非対称の形状とわずかに膨らんだラウンドトゥが特徴で、足の自然な動きを妨げません。
メインコレクションのラスト200、228の優れた要素を継承しつつ、現代的なフィット感を追求し、踵周りのフィット感が格段に向上しています。
チャッカブーツやダービーシューズと相性が良く、クラシカルなシルエットと快適な履き心地を両立させたラストです。

[靴修理について]

トレーディングポストの店舗では、靴修理用（シューリペア）のクロケット＆ジョーンズの純正修理パーツをご用意しております。
クロケット＆ジョーンズの靴であれば、ソールの素材変更も承っておりますので、お気軽にご相談ください。
■純正ダイナイトソール＆トップリフト
■シティソール＆トップリフト
■フルソックシート（ハンドグレードコレクション用）
■ハーフソックシート（メインコレクション用）