クロケット&ジョーンズ~ハンドグレードコレクション~
クロケット&ジョーンズ(Crockett&Jones)の最高峰コレクションその名は『ハンドグレードコレクション』

ハンドグレードコレクションは、OEM生産で高級紳士靴ブランドのジョンロブの既成ラインを手がけてきたクロケット&ジョーンズが培った高度な技術を結集した、同社の最高級ラインです。革靴業界が大きく変貌した2000年代初頭に誕生したこのコレクションは、クロケット&ジョーンズのブランド価値を飛躍的に高め、世界中で愛される高級靴ブランドとしての地位を確立しました。アッパー素材はもちろん、アウトソールやライニングの素材に至るまで最高品質のレザーを使用しており、ハンドグレードの言葉が表すとおり、手作業による仕上げが随所に施されているため、その靴から手の温もりを感じます。
最高級カーフを採用したハンドグレードコレクションのアッパー素材

ハンドグレードコレクションの優れている点としてまず挙げられるのがその最高品質のアッパー素材です。クロケット&ジョーンズでは、ヨーロッパの上質な革のみを複数のタナリー(革の製造工場)から仕入れて使用しています。
《靴の価値を高める最上級のボックスカーフ(Box Calf)》

あまり知られていないことですが、ブラックカーフに関しては、ハンドグレードコレクション専用の素材を仕入れているわけではないのです。大量に仕入れた革の中から、より品質の高いものを厳選し、ハンドグレードコレクションに使用しているのです。こうすることで上質な革を使用しながらコストを抑えることに繋がるのです。キメの細かいボックスカーフは、極上の艶を生み出します。革を長持ちさせる“丈夫さ”と柔らかな履き心地を生む“しなやかさ”と言う、相反する特徴を兼ね備えた素材こそ上質の証です。
《1足1足手作業で仕上げられた極上のアンティークカーフ(ANTIQUE CALF)》

ブラウンのアンティークカーフは、革の特徴を最大限に引き出すためにアニリン染色されており、各ペアはクロケット&ジョーンズの工場で手作業により仕上げられています。素仕上げの革を使用し、手作業によりベースカラーの色付けをして、さらにアンティークフィニッシュを施す。そのため、透き通る様な透明感と深みのある風合いが生まれるのです。しかし素仕上げの革は、傷や血管の筋などが目立つため、より上質な革を仕入れているのです。
耐久性があり美しい最高級レザーソール ~オークバークソール~

「ハンドグレードコレクション」の靴底には、オークバークソールが採用されています。オークバークソールとは、ウィスキーの樽などにも使用される植物の樫(Oak)を用いて鞣したソールのことです。一般的な素材よりも熟成期間が長く、手間暇をかけて丁寧に鞣すことで革の繊維が密に締まり、耐久性が高まります。さらにクッション性に優れていることもオークバークレザーの魅力です。アスファルトなどの硬い路面で歩行したとき、歴然とした差を感じていただけることでしょう。
《こだわりのヒドゥンチャネル仕上げと半カラス仕上げ》

またメインコレクションの“オープンチャネル”仕上げと異なり、アウトソールの縫い目を隠す“ヒドゥンチャネル”仕上げを採用しています。さらに、ブラックとブラウンの2トーンに塗り分けられた半カラス仕上げを採用しているのも特徴です。職人の手作業で美しく仕上げられたソールは、歩行時や足を組んだほんの一瞬にこだわりをアピールすることができます。

アッパーカラーがブラウンのモデルは、アッパーカラーに合わせたブラウンの全カラス仕上げになっています。元々の素材の色味を生かした温もりを感じる風合いです。
足当たりの心地よさを高める極上のライニング素材

「ハンドグレードコレクション」は、足に触れる内部のレザーにも妥協を許しません。足当たりのよさにこだわり、靴前方部分内側には柔らかいヌメ革を使用して、極上の履き心地を作り出しているのです。さらにしっかりとしたサポートが必要な踵周りには、ハリのあるアッパーと同色の素材を使用しています。こうすることで極上の履き心地と高級感を生み出しているのです。

またメインコレクションではハーフソック(半敷き)を使用しているのに対し、ハンドグレードコレクションではフルソックのインソールを採用しています。フルソックで仕立てられた「オードリー」はライニングと相まって、履く前から隙のない佇まいなのです。ソックシートのブランドロゴは、プリントではなく1930年代のロゴが刻印されているのもハンドグレードコレクションの特徴です。
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