雨用の靴としてクロケット＆ジョーンズのチャートシー

トレーディングポスト名古屋店

雨の日を快適に過ごしたい！と思ったら、ちゃんとそれを目的に作られた靴達があります。

例えば、トレーディングポストオリジナルの「オールウェザーコレクション」ですね。

はっきり言って、雨の日のスーツスタイルに合わせた通勤靴という視点であれば、ベストなチョイスと言わざるを得ません。

しかし、この「オールウェザーコレクション」、割としっかりとしたビジネスシューズ寄りのルックス。

もう少し肩の力の抜けた1足に魅力を感じる方も多いかと思います。

そこでスエードの出番です。

スエードという素材は、しっかりとした対策さえ行っておけば雨用靴として大変心強い1足となります。

なにも手入れをしていないスエード靴であれば、またたく間に水が染み込んできますが、普段からブラッシングとスエード用の栄養スプレーをしておけば強力な撥水能力を発揮するのがスエード。

（普段のお手入れについてはこちらやこちらをご覧ください。）

余裕があれば、重ねて専用の防水スプレーを使っておくと安心です。

起毛素材故に靴内部まで水が浸入する物理的な距離を稼ぎ、スエードスプレーや防水スプレーは起毛素材故の表面積の広さで撥水の膜を作りあげるのです。

しかし、そのキャパシティを超える大雨で水がアッパーに染み込んでくる事もあるでしょう。

濡れてしまう事を完全に防ぐ事はできませんが、濡れた後もまたスエードは力を発揮します。

表面の水分さえタオルなんかで軽く拭き取ってあげれば、あとはものすごいスピードで乾きます。

この、表面積の広さ由来の速乾性も、スエード靴が雨用として推される所以なのです。

アッパー側をしっかり撥水処理し、ソールをラバーに。

それでも、どうしても短靴だと履き口周りから水が入りやすいです。

雨が直接、といった事だけでなく足が接地する時にはかなりの水跳ねが発生するので致し方ありません。

しかし、ブーツなら履き口が高くなる分、水の侵入をかなり抑えられます。

子供のころに履いた長グツや、作業用の通称ゴム長、ちゃんと長い理由があるのです。

つまり、背が高いスエード靴は雨の日にうってつけなのでは？

Crockett&Jones　品番：C&J21645A-S01D1　モデル名：CHERTSEY

Crockett&Jones　品番：C&J21645A-S02D2　モデル名：CHERTSEY

Crockett&Jones　品番：C&J21645A-S05D2　モデル名：CHERTSEY

クロケットの「チャートシー」と言えば、数ある革靴ブランドの中でも代表的なスエードチャッカーブーツです。

その完成度の高さは、クロケットの中でも古くから存在する木型224を現在でも採用している事からも分かります。

伝統的な英国靴スタイルを踏襲したふっくらとしたシルエットですが、絶妙な按配のトゥバランスによりほんのりとしたモダンさも兼ね備えています。

おかげでスーツスタイルを軽くしすぎる事なく、かつカジュアルスタイルは程良く上品にまとめてくれるので本当にスタイルを選びません。

そして、雨靴としてマストな条件であるラバーソールはクロケット＆ジョーンズ、オリジナル。

耐摩耗性に加え、少しゴム質が柔らかいおかげでクッション性も確保され日常使いにも最適な性能です。

前述した通り、スエードは雨でも非常に扱いやすく、メンテナンスは誰でも気楽に行える程に容易。

全天候型の靴としてクロケット＆ジョーンズの「チャートシー」、最高にオススメです。

いかがでしたか？

春夏期であっても、こちらのモデルであればそれほどブーツの重さを出さずに履いて頂けると思います。

秋冬でもローファーを履く様に、これからの時期にも雨対策として極めて合理的なブーツタイプはかなり活躍する事間違いなしです。

ぜひ、一度履いてみて下さい。